作品タイトル:BLE 見守りシステム
表示名:リサーチキングあおば
コンセプト・作品説明 |
---|
見守り対象の所在地の監視、点呼、入退室記録などをシステムにたよることで、介護職員の人的ミスや負担を減らし、安全と安心を得ることができる。 万一見守り対象が Receiver 監視範囲外に移動してしまった場合、Receiverを探索モードに切り替えて、BLE Beacon 信号を頼りに探索することもできる。 |
アイデアの背景
年間8万人もの行方不明届が提出されている。そのうち認知症を原因とするのが1万5千人を超えている。日本における認知症患者も増加することが厚生労働省より発表されており、この認知症患者の行方不明者数は増加することは間違いない。
こうした認知症患者の増加は慢性的な人手不足の介護現場では負担増の要因にしかならない。認知症患者は常に見守り続けなければならないため、精神的にも肉体的にも負担がかかる。
この2つの課題を解決するのが本アイデアである。
・認知症患者の行方不明者を減らす
・介護職員の負担を減らす
デモ動画
資料とソース
①20171029_がじぇるねコンテスト第2回_BLTビーコン.pdf
技術的にも、内容的にもインパクトは低いかもしれませんが、シンプルであるがゆえに活用方法、場面を絞り込めば幅が広がるアイデアと考えております。秋月電子様の RN4020モジュールの装着が非常に手軽に実現できました。ハード構成も非常にシンプルなものになっております。ほぼそのままPeachといえる構成です。MapアプリについてもUnityにて自作しております。タイルを並べるシンプルな作りですがGr-Peach とはUDPにて通信しております。Ethernetにすることで電波によるリスクを避けて安定した通信環境にしております。
②gr_peach_mbed_soft.zip
/edDir/files/gr_peach_mbed_soft.zip
ソフトのつくりとしてはTCP_IPフォルダのidef.h にて レシーバごとの設定を切り替えてコンパイル→書き込みする仕組みにしております。最終的にはSDカードに設定ファイルを持たせる予定です。
主な処理は modeCtr.cpp のファイルで処理ごとにシーケンスを作成し複雑な操作はさせない作りにしております。
③phote_sample.zip
カメラ撮影画像サンプル
カメラ対応レシーバで撮影した画像のサンプルです。連続撮影のため画像サイズは小さくして撮影しております。
GRデザインコンテスト2017 ファイナリスト