作品タイトル:Smart Speak Door
表示名:TeamHSL sグループ
コンセプト・作品説明 |
---|
1日の生活の中で最も忙しい時間、それは通勤・通学前の朝の時間ではないでしょうか。その朝の忙しさの中で、 ・持ち物の確認を忘れ、大事な書類を忘れた ・天気のチェックを忘れ、晴れかと思って傘を持ってこなかったら午後から雨が降り出してきた ・バタバタしているうちに電車に乗り遅れてしまった などということは誰しも経験していることでしょう。 私たちはビジネスマンや学生のために、多忙な朝の生活を支援するドア設置型デバイスを提案します。それが「Smart Speak Door」です! |
アイディア
・問題を解決するために実装する機能
「Smart Speak Door」は人が近づいて来たら、その人に合わせた予定や天気、電車までの残り時間を音声で掲示するデバイスです。
朝誰しもが通る玄関ドアにこのデバイスを設置することで、家を出る直前に荷物の確認や傘を持っていったほうがいいかを教えてくれます。これでもう忘れ物をすることや雨に濡れることはなくなることでしょう。
また通勤電車までの残り時間まで掲示してくれれば、駅までどれくらいの速度で行けば間に合うのかが分かり、乗りたかった電車に乗り遅れることはないでしょう。
「Smart Speak Door」があれば最高の一日のスタートダッシュを決めることができます!
・現状,実装できている機能
GR-LYCHEEで取得したスナップショットをPCに送信し、背景差分法を用いて動体がスナップショットの画像内にいるかどうかを判別します。次に、スナップショットを識別器に入力し、顔の検出を行います。そして、顔が検出された場合に検出された顔が誰なのかをMicrosoft Azureの face APIを使って判定し、その人の 1. 予定と 2. 電車の発車時刻と 3.今日の天気を音声でお伝えします。
・特徴
顔検出器は、Tensorflow zooで公開されている物体検出用の学習済みモデル Faster- RCNN-inceptionをfine tuningして顔検出に特化させるモデルを作成しました。
顔の識別はMicrosoft Azure Face APIを利用して、事前に登録した顔画像との比較により判別しています。
・今後
さらに顔検出用のデータを収集して、Faster-RCNNモデルのみで顔の識別を行うことができるようにモデルの訓練を行います。
デモ動画
ソース
GR-LYCHEE デザインコンテスト 2018 in Japan ファイナリスト